Author(s): 柳川禎章
Publisher: 共立出版
Year: 1974
Language: Japanese
Pages: 423
序
目次
第1章 抽象群
1.1 群の例
1.2 群の定義と群表
1.3 部分群,剰余類および類
1.4 同型と多重同型(類型)
1.5 群とグラフ
第2章 有限群の表現
2.1 表現の例および正則表現
2.2 同値変換
2.3 可約表現と既約表現
2.4 表現の既約性とシュアーの補題
2.5 直交性定理(1)
2.6 バーンサイ ドの定理
2.7 直交性定理(2)
2.8 類の数と異値既約表現の種類
2.9 簡単な既約表現の求め方の例
2.10 群関数,類関数
2.11 誘導表現
2.12 誘導表現の指標
2.13 フロベニウスの相互律
2.14 射影演算子
2.15 積表現
2.16 直積群とその表現
2.17 ディラック群(1)
2.18 射線表現(射影表現)
2.19 ディラック群(2)
第3章 置換群
3.1 類および関数 qₙ(s)
3.2 対称関数および関数 Pₙ(z)
3.3 対称関数の決定
3.4 置換代数
3.5 ヤング図表
3.6 ヤング標準図表
3.7 既約表現と部分群によるその簡約
第4章 ウニタリ群および回転群
4.1 1次変換群
4.2 回転群
4.3 無限小生成演算子
第5章 分子,結晶の群
5.1 半直積群と運動群
5.2 点群とその既約表現
5.3 空間群に対する一般的注意
5.4 2次元空間群
5.5 3次元空間群
5.6 空間群の表現
5.7 2重群
5.8 積表現の簡約
5.9 射線表現に対する注意
第6章 時間反転
6.1 フロベニウス-シュアーの判定法
6.2 ヘリングの判定法
6.3 反線形演算子
6.4 時間反転
6.5 磁性群の構成
6.6 磁性群の表現
第7章 相転移および磁場中の電子
7.1 ランダウの相転移
7.2 磁場中の電子
第8章 振動
8.1 空間群の表現空間
8.2 \hat{G}(k) 群の表現空間
8.3 振動数の決定
8.4 分子への応用
8.5 選択則
8.6 ヤーン-テェラーの定理
第9章 エネルギー帯論
9.1 自由電子近似によるエネルギー帯
9.2 結晶内の電子波動関数の対称性
9.3 結晶ポテンシアルの効果―ほとんど自由な電子の近似
9.4 エネルギー帯の計算
9.5 Non-symmorphic 空間群
9.6 LCAO法
9.7 選択則
9.8 2重群のバンド理論への応用
第10章 磁性空間群
10.1 磁性格子と磁性空間群の構造
10.2 磁性結晶
10.3 磁性空間群の表現
第11章 群と特殊関数
11.1 SU(2)の表現(1)
11.2 SU(2)の表現(2)
11.3 2次元水素原子
11.4 G(0,1) とランダウ準位,ゼーマン縮退,および M(2)
索引