一般的に使用されている経絡の概念や流注を臨床現場で徹底的に検証してきた著者が、 古典に基づく独自の視点で総合的な経脈論・経穴論を展開! 経絡の本質から十二経脈や奇経脈の詳細な分析、左右十経脈各論による経穴の解説、生理的、解剖学的な経穴の分類に加えて、名称による便利な経穴分類表も作成。豊富な図版と古典原文の引用によって、多角的に経脈・経穴に関する課題を提起しながら、古典を臨床に活用するための斬新な解釈や知恵が詰まった内容となっています。現代日本の古方派治療の在り方を示す刺激的な邦医学テキスト。
Author(s): 木田一歩
Edition: A5
Publisher: 静風社
Year: 2015
Language: Japanese
Pages: 352
いざない
目次
第１章 経脈論・基礎門
1. 総論
2. 胃の気からのアプローチ
3. 血、水からのアプローチ
4. 気、営気からのアプローチ
5.
1 経脈
2 経絡
3 絡脈
4 経別
5 経筋
第２章 経脈論・十二経流注門
右正経脈・左奇経脈流注図譜
1. 大経絡脈の流注
2. 歴史的経緯による流注
3. 小経絡脈の流注
1 下肢
2 三陰経脈の流注理由
3 三陽経脈の流注理由
第3章 経脈論・十二経脈門
はじめに
1. 手太陰肺経之脈 22穴
2. 手陽明大腸経之脈 41穴
3. 足陽明胃経之脈 90穴
4. 足太陰脾経之脈 42穴
5. 手少陰心経之脈 18穴
6. 手太陽小腸経之脈 38穴
7. 足太陽膀胱経之脈 126穴
8. 足少陰腎経之脈 54穴
9. 手厥陰心包絡之脈 18穴
10. 手少陽三焦経之脈 46穴
11. 足少陽膽経之脈 16穴
12. 足厥陰肝経之脈 28穴
第4章 経脈論・奇経門
1. 細胞膜
2. 概略
3. 維脈概論
4. 蹻脈概論
5. 監督脈概論
6. 共通病症
7. 特有病症
8. 帯脈概論
9. 九道脈診・総論
10. 各論
第5章 経脈論・病症門
概論
1. 肺臓の生理
2. 大腸腑の生理
3. 脾臓の生理
4. 胃腑の生理
5. 心臓の生理
6. 小腸腑の生理
7. 腎臓の生理
8. 膀胱腑の生理
9. 肝臓の生理
10. 膽腑の生理
11. 心胞の生理
12. 三焦の生理
13. 是動則病及び所生病の整理
14. 固有病症
15. 共有病症
16. 愚解二十経脈図
第6章 経穴論・基礎要穴門
1. 経穴論
2. 左右十経脈各論
3. 五要穴
第7章 経穴論・生理類門
1. 生理的寒熱分類
2. 分類
第8章 経穴論・解剖類門
1. 額部
2. 目部
3. 鼻部
4. 口部
5. 頬部
6. 側頭部(第2ルート、頷厭穴ー完骨穴9穴)
7. 耳部
8. 顎部
9. 後頭部
10. 顎下部
11. 頚部
12. 鎖骨上窩部
13. 体幹部
第9章 経穴論・名称類門
1 自然界に準じたマクロ的位置を表す(1-1~1-14)
2 自然界にあるモノを表す(2-1~2-3)
3 無形のモノを表す(3-1~3-4)
4 水流の様子を表す(4-1~4-5)
5 身体を構成するモノを表す(5-1~5-4)
6 身体の名称を表す(6-1~6-9)
7 要穴に順じた作用を表す(7-1~7-9)
8 身体行動を表す(8-1~8-27)
9 経穴がある位置の特徴を表す(9-1~9-6)
10 色を表す(10-1~10-2)
11 度量を表す(11-1~11-4)
12 数を表す(12-1~12-3)
13 作用するところを表す(13-1~13-2)
14 建物に例えて表す(14-1~14-4)
15 モノが集まるところを表す(15-1~15-3)
16 動物名に順じて表す(16-1)
17 これら以外で分類できないものを表す(17-1)
参考文献
つずきに
