初期の禅史Ｉ―楞伽師資記・伝法宝紀—

玄証筆「先徳図像」より
敦煌写本『楞伽師資記』・『伝法宝紀』
はじめに
一　中国禅宗史の夜明け
二　則天武后と韋夫人
三　オーソドックスの要求
四　『伝法宝紀』の作者
五　『楞伽師資記』の成立
六　テキストの問題
参考文献、その他
楞伽師資記　幷序
書誌解説
序
〔一〕帰依のことば
〔二〕わが参禅の記—浄覚の自序(一)
〔三〕安州寿山大和上—浄覚の自序(二)
〔四〕真なるもの—浄覚の自序(三)
〔五〕玄黙—浄覚の自序(四)
〔六〕大分深義—浄覚の自序(五)
〔七〕坐禅とさとり—浄覚の自序(六)
一巻
〔八〕『楞伽経』と禅—グナバッダラ(一)
〔九〕安心のおしえ—グナバッダラ(二)
〔一〇〕六ハラミツ—グナバッダラ(三)
〔一一〕事上にただす—グナバッダラ(四)
〔一二〕グナバッダラをつぐ—ボダイ・ダルマ(一)
〔一三〕二つの立場・四つの実践—ボダイ・ダルマ(二)
〔一四〕指事問義—ボダイ・ダルマ(三)
〔一五〕ダルマをつぐ—恵可(一)
〔一六〕ブッダの本質—恵可(二)
〔一七〕マニ宝珠—恵可(三)
〔一八〕恵可をつぐひと—粲禅師(一)
〔一九〕『詳玄伝』のことば—粲禅師(二)
〔二〇〕唯一の実践としての瞑想—道信(一)
〔二一〕真の告白—道信(二)
〔二二〕聖者は法を説かない—道信(三)
〔二三〕禅者のすがた—道信(四)
〔二四〕西方浄土—道信(五)
〔二五〕相似の人々—道信(六)
〔二六〕智敏禅師のことば—道信(七)
〔二七〕一守一不移—道信(八)
〔二八〕坐禅のしかた、その一—道信(九)
〔二九〕坐禅のしかた、その二—道信(一〇)
〔三〇〕捨身の法—道信(一一)
〔三一〕天地一指—道信(一二)
〔三二〕信禅師をつぐ人—弘忍(一)
〔三三〕『楞伽人法志』—弘忍(二)
〔三四〕一軒の家—弘忍(三)
〔三五〕弘忍をつぐ人々—神秀(一)
〔三六〕東山法門—神秀(二)
〔三七〕神龍の勅—神秀(三)
〔三八〕大通禅師—神秀(四)
〔三九〕鐘の声—神秀(五)
〔四〇〕八代のひとびと—普寂・敬賢・義福・恵福
伝法宝紀　幷序
書誌解説
〔一〕帰依のことば
〔二〕理法の世界—杜朏の自序(一)
〔三〕中国禅の由来—杜朏の自序(二)
〔四〕無上の真宗—杜朏の自序(三)
〔五〕時代と地理
〔六〕ボダイ・ダルマの来朝
〔七〕空棺をのこして
〔八〕左臂を断つ
〔九〕僧璨、山谷に隠れる
〔一〇〕般若を念じて
〔一一〕坐禅が根本である
〔一二〕弘忍、労働にはげむ
〔一三〕法如、江舟より没す
〔一四〕神秀の出身
〔一五〕神秀の入内説法
〔一六〕ことばの世界—あとがき(一)
〔一七〕黙して照す—あとがき(二)
〔一八〕名相との闘い—あとがき(三)
〔一九〕作者のねがい—あとがき(四)
〔二〇〕大通塔文
索引
あい
うえ
おか
き
くけ
こ
さ
し
す
せそ
た
ちつ
てと
なに
ねのは
ひふ
へほ
まみ
むめ
もやゆよ
らりるれろ
わ